【下準備 1】
下準備をきちんとやっておくとスムーズに作業が進みます。
■白木に絵具がしみこむのを防ぐために、目止めをします。
次の中から適応するものを選びましょう。
- シーラーを使う。(一般的にはこの方法が多用されます)
- ジェッソを使う。(地色が白くなり絵具が乗りやすく発色がよくなります。ベースの色を塗ると、一見プラスチックのような質感にも見える感じがします)
- すでにシーラー入りの絵具を(ベースコートカラーと呼ぶ)使う。
- タンニンブロックシーラーを使う。(これは、ヤニの出るような木材の場合、ヤニ止めとして使います)
Studay
●ヤニについて
松ヤニという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
針葉樹にはヤニが発生する種類が多くあります。
木材として加工し、乾燥させてヤニ取りした後もまた発生することがあります。
ヤニが発生するのは木が生きている証拠ですが、せっかく描いた絵がときが経って黄ばんだり茶色に変色したりします。
そんなときのために、塗るのがヤニ止めのタンニンブロックです。
ただし、これも100%ではありません。
ペイント用として販売されている白木の多くはあまりヤニの心配はいらないと思っていいでしょう。 |
写真はJWベースコート(ジェッソ)を塗ったものです。 |
タンニンブロックシーラー |
オールパーパスシーラー |
JWベースコート |
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